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西松建設問題 [政治・社会]

年明けから全開で仕事してきたせいか、ブログの更新を怠っておりました。書きたいことは山ほどあったのですが、構想止まり。今日はおそらく今年一番大事なプレゼンが終わったせいか、ちょっと気が抜けて、仕事以外のことに気持ちが回りました。 

で、これは絶対書かなければならないと思い、書きます。 今回の西松建設をめぐる民主党の小沢代表の第一秘書逮捕は見過ごしてはいけないと思います。

私は別に民主党の支持者でもないしアンチ自民党でもないのですが、誰が見ても、総選挙の直前に東京地検特捜部が最初から「ざる法」の政治資金規正法を盾にとって野党第一党の党首をつるし上げる図は、「国策」以外の何モノでもないでしょう。 

一般的な国民が「何だ、小沢も汚いんだ、所詮政治なんて・・」という感想を持つだけで、投票率が下がり、組織票の強みを持つ自公にとって有利に働きます。だまされてはいけません。小沢代表がヒラリー国務長官との会見を回避しようとして米国の威信を少しなりとも傷つけた後でもあり、親米派、官僚利権、自民・公明といった既得権益を持つグループによるある種の陰謀である匂いがします。 

福祉や生活が資本の論理に蹂躙され「自己責任」の一言で、権力が弱者を切り捨て始めているこの時期に、好き嫌いは別にして、「民主党政権」以外の選択肢が残念ながら日本国民には残されていません。官僚組織が自己保存のためではなく、国民・生活者のためにイキイキと働いてくれるような国家に近づけなければならないのです。

東京駅前の超一等地のボロボロの郵便局のビルを「誰が壊したんだ」などとパフォーマンスをしている場合ではないし、刺客だの何だのに惑わされて、国民主権を発揮させうる唯一の場である「選挙」をないがしろにしてはなりません。今回の件で光明があるとしたら、この勢力もかなり切羽詰ってしまい、禁じ手まで手を出していることでしょうか。 

ただ、小沢党首は涙を飲んで民主党のために辞任して、全面的に捜査に協力することを宣言するべきでしょう。民主党は民主主義のために新しいリーダーの下で戦うべきだと思います。 

西松建設問題は国家権力による野党潰しの側面があることを忘れず、来るべき次回の選挙には必ず投票に行きましょう。


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