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鳩山民主党代表 [政治・社会]

週末、鳩山新代表に関するTVの報道姿勢をイヤというほど見せられました。大きく分けて3つの論点でした。

1.説明責任を果たしていない小沢前代表の影がちらつくが・・。

2.民主党の歴代党首は鳩山、菅、岡田、小沢の4人しかいないのか?若返りが必要では?

3.政策と裏づけになる財源が不明瞭だ。 

鳩山新代表は、ゼロから私財までもかなり注ぎ込んで今の1998年に民主党を立ち上げた本人で、そもそも小沢前代表が民主党に入ったのは2003年になってからのことです。確かに小沢氏はわずか5年の間に偽メール問題で解党の危機にすらあった民主党をここまで持ってきたのですから、影響力は強いのは事実でしょうが、鳩山氏をあたかも小沢氏の傀儡のように見せたいのは、マスコミ側の事情でしかないと思います。 

また、結党してからわずか11年の間に前原氏まで含めれば、5人の党首が出たわけで、「リーダーが少ないという」難癖のような指摘は、鳩山氏を「過去の人」として無理やり括ることで、新鮮味を失わせようとしているだけの指摘だといえます。 

政策や財源など、政権を取得してからじっくりやればいいことで、不明瞭なのは当たり前です。事細かく政策や財源を説明すればしたで、一つ一つに言いがかりを付けて「民主党の政権担当能力には不安が残る」といったコメントで世論を誘導しようとするのでしょう。 

そもそも、小沢前代表の「説明責任」って一体なんでしょう。問題のあった計理処理についてはキチンと説明を果たしています。これ以上説明が必要だとしたら、個別の企業の献金が何故行われたのか、ということで、それこそ自民党は一切説明したことの無いことでは無いでしょうか。暴力団関係者が「誠意を見せろ」と言っているのと同じように聞こえます。 

民主党政権の実現が目前のモノになってきて、一番の恐怖心を抱いているのが、官僚機構だと言われています。検察庁も、警察も官僚機構の一部です。放送事業は認可事業で、総務省の管轄下にあります。マスコミ自体が官僚利権と全く同じ利害を持っています。 

想像してみてください。例えば、鈴木宗男が外務大臣になって、小沢一郎が法務大臣になったらどんな改革をするか(笑)。どんな手を使っても阻止したいと思うのが官僚の人情ではないでしょうか。サンデープロジェクトで誰かがいみじくも言ってましたが、「血の流れない政権交代なんて無い」と。

これからも、官僚・自民・公明・マスコミ勢力と民主党のかなり厳しい仁義無き戦いが続くんだと思います。 でも私は楽観しています。マスコミ・官僚利権サイドのなりふり構わぬ最近の対応は、彼らも相当追い詰められているんだということですから。


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