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非常時に思う [政治・社会]

久しぶりの更新。自分の所の従業員は全部無事で、海外から「大丈夫?」との問い合わせが入り続ける。不便が続いたり、停電や交通に惑わされると何かを批判したくなるけど、次のように心がけてます。

1.批判しない

JR東日本の対応に、石原知事が「許せない」というコメントをワザワザ出していたが、不眠不休で何とか安全に動かそうとしている人たちのモラルを下げるだけで何の効果も無い。同様に、原発反対派から「だから言ったでしょう」的コメントが聞こえてくるが、文字通り命をかけて原発に取り組んでいる人・その家族のことを思えば、今言うセリフでは無いはず。東京電力、公共交通機関、政府、事業者、不慣れな中で出来る限りのことをしているのだから、批判は落ち着いてからにしたいです。

2.日常に戻ったふりをする

後ろ向きなニュースフローにさらされると、常に非常時感が付き纏います。また、東北の人々の生活を思うと、何だか自分が楽しいことをしてはいけないような気分になります。例えば、自分が娯楽を我慢したからと言って、全く被災者の役には立たないことを覚えておきたいです。かえって、景気の「気」の部分にマイナスに作用するだけです。

加えて、いつものことながら、「不謹慎バッシング」が始まらないように気をつけたいです。「このご時世に何を浮かれたことを・・」と言った一見常識的な態度・言葉が国全体をウツっぽくします。元気な人はいち早く日常に戻り、今までどおり、今まで以上に元気に振舞うべきです。

3.情報を疑い、柔軟に構える

既に「市原のタンクの爆発で空気が汚染してるから、レインコート着て歩いた方がいい」と言ったデマが流れています。こういったデマは多くの場合、善意に乗って流布されます。人に情報を広めること自体を少し待つのと、情報自体を疑ってかかる姿勢が必要です。計画停電、交通情報、列車運行情報、非常時は意図せずしてこういう情報も間違ってしまうことを既に経験しました。100%信じず、代替案を心がけるようにしたいと思います。

4.多分、長引く

数日の試練なら、人間は無理できますが、長期間になると無理が利かなくなります。歩いて帰ったり、何時間もかけて通勤したり帰宅したりすることは、多くの人の場合、半年続けろと言われたら出来ないでしょう。仕事も大事ですが、こういう時に遅れようが、キャンセルしようが、早退しようが、何とかなるはずです。今の状態が相当長引く前提で、無理しないようにしたいです。

 


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