日本株見通し3/15日 [市場・運用]
時事通信の取材を受けましたのでアップしておきます。
◎ある程度の悪材料を織り込む=〔株安反響〕
15日は不安感からの売りに加え、下げに便乗した売りが指数先物に出て、下落幅が拡大した。株式相場はある程度のリスクを織り込み、先物の中心限月が付けた7800円という水準がいったんの下値になるとみている。
これまでは「円買い・ドル売り・TOPIX売り」という動きが出ていたが、15日はこの巻き戻しが出始めている。現在のような状況下ではファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)面からの分析は有効ではないかもしれないが、輸出関連などは現状水準まで下落する必要はない。原発事故はさほど遠くない時期に収束の方向が見えてくるだろう。今後、予算などを含め、いつ復興にめどがついてくるかを注目しており、株式相場は不透明要因が晴れることであるべき水準に落ち着くと考えている。(了)
2011-03-15 17:53
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