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食を控えること [食べる]

ちょっと前、ゴールデンウィーク明けにニューヨークに出張したのですが、その時思い立って「会合が入っているとき以外は食事をしない」という生活をしました。5月9日~19日の十日間の出張でした。出張前に、体重が82kgあったのですが、帰国したら79kgに落ちていました。ちなみに身長は183cmです。

仕事柄か人柄か(笑)、どうしても、夜の会合が多いため、普段からランチタイムにジムに通ったりはしているのですが、ダイエットに一番効果があるのは、やはり「食を控える」ことだと実感しました。5月以降、例えば会合などで夕食が多すぎると感じた時は翌日の朝・昼を抜いたり、ゆで卵一個で過ごしたりしてきました。

ただ、一方的に食事を減らすと、脂肪だけでなく筋肉も一緒に落ちるので、「ターザン」という雑誌に特集されていた筋トレを週に三度ほど取り入れました。トレーニングは、毎日すればいいというものでもないらしいです。筋肉は強く使うと、既存の筋肉組織が一部壊れて(=筋肉痛)、再生するときにより強靭な筋肉に入れ替わるので、トレーニングと休みを交互に入れなければならないらしいです、若者で無い限り。

まぁ、こういう生活を8月末まで送って来たのですが、体重は73kgまで減少しました。4ヶ月で9kgです。この過程で感じたのですが、食べることを減らすと、フラフラしたり、立ちくらみがしたり肌が荒れたり体調が悪くなったりするかと思ったのですが、事実は全くその逆でした。

とても元気になるんです。それと多分、若返りました。気のせいではなく。どうやら、これには科学的な裏付けもあるようです。6月12日にNHKスペシャルでやっていたのですが、動物にはサーチュイン遺伝子というのがあるそうです。この遺伝子は普段は、休眠しているのですが、カラダが飢餓状態に近くなると突然働き出して、細胞内のミトコンドリアを活性化するのだそうです。ミトコンドリアは細胞内のエネルギーを司っている部分で、歳を重ねると不活性になる(=老化)のですが、サーチュイン遺伝子によって活性化され、細胞自体が若返るらしいのです。

NHKスペシャルに出てきた科学者は、人間は潜在的には100歳程度まで生きられるようには作られていると言っていました。

それと、朝昼を抜くと、夕飯の時にカラダが栄養を保存しようとして太る、と言う説がありますが、どうも俗説に過ぎないようです。これが本当なら私は相当太ったはずですから。私の場合、夕飯はドカ食いはしませんが、普通に食べています。朝昼食べていないときの夕飯は、それはそれはおいしいですよ。 

面白いのであちこちウェブサイトを見てみたのですが、「一日一食主義」の人って、結構多いのですね。私も直ぐには無理だと思いましたが、ダイエットのためだけでなく、もう少し「食を控える」という習慣を続けてみたいと思っています。

 


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浪速割烹「喜川」【大阪・和食】 [食べる]

義母が大阪市内で一人住まいをしている。年末年始は長男である都合上、伊勢崎の実家に帰省するのだが、年が明けたら、可能な限り大阪に行くようにしている。何しろ、極端な出不精な人で、いくら誘っても東京には出てこない(笑)。 

今回でまだ二度目だが、義母を誘って、法善寺横町へ出かける。浪速の名店「喜川」である。当地で開店して40年。大阪の食いしん坊なら誰でも知っている「あまから手帖」で見つけ、以前から一度は行って見たいと思っていたのが叶ったのが昨年の夏でした。今回も15000円のコース。

 今回は1月ということもあり、先付けは数の子、ごまめ、黒豆、海老、などの御節料理が少しずつ綺麗に並べられたものから始まりました。造りは鯛、マグロ(大阪では珍しい)に平目。刺身なのに口に入れた瞬間何故かふわっとした感触。しかし歯ごたえはむちっとして鮮度の良さと包丁の切れを否が応でも感じさせます。椀物、煮物、焼き物・・と続くのですが、奇を衒った創作料理ではないのですが、ピュアな京料理よりは色々と仕事と工夫がしてあり、「へぇー」とうならされること仕切りでした。 

店内は、ど真ん中に2代目の上野さんが花板として立ちっぱなし。しかし、料理場とカウンターの間に女将と仲居さんが動き回れる空間があり、極めて心地よいタイミングで、サービスが施されます。料理人は料理に専念、仲居がサービスに専念、です。 後は、量的にもしっかりしていて、ご飯モノの前で「おなか一杯に近づいている」感じになるのですが、ちゃんとデザートと甘味までフィニッシュさせられてしまう、量です。後期高齢者の義母も一皿残さず平らげておりました。

 ここまで楽しませてくれる和食の店は、東京にはまだ見つけておりません。

 浪速割烹 喜川(きがわ)
06-6211-3030
大阪市中央区道頓堀1-7-7

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ひつじの新町や【門前仲町・羊焼肉】 [食べる]

この滅多に更新しない私の日記の熱心な読者様に誘われて、行って来ました。今回で3度目でしょうか。

「ひつじの焼肉」と言うと、かなりの確率で「ひつじはちょっと・・」という反応が見られるのではないでしょうか。私の場合、子供のころ「焼肉」といえばラムやマトンを意味するような清貧な環境で育ったので、何の抵抗も無かったのですが、それにしても、良い意味で、全然ひつじを感じさせない焼肉です。

カウンターにたった一人ご主人が切り盛りしているお店です。一日に何回転もすると、「しこみが辛い」とのことで、予約で一杯になるとすぐ店先に「閉店」の看板が出てしまいます。

お肉は、ご主人が自分でさばき、部位別に並べて、細かく焼き方を教えてくださいます。教えると言うよりも、指示すると言った方が正確かもしれません(笑)。食べる順番にも細かい配慮が必要です。赤身から脂身まできれいにお皿に並べてあります。確かに、さっぱりした部分を先に食べ、こってりした部位は後から・・というのは理に適ってはいるのですが。

脂身、と言うと口の中がギトギトしそうなのですが、元々の羊の品質が高く、また保存や調理にかなり気を使っているためか、牛や豚の脂身とは全く違う上品なモノです。したがって、しつこく焼いて油脂分を落として食べるのではなく、油が溶け始めて、火がパチパチと回った辺りが食べごろのようでした。

数種類の羊肉一皿が、メニューには1人前900円と牛であれば考えられないような値段が書いてあるのですが、一人1.5人前プラスワイン漬け(これもおいしい!)と煮込み(ご飯にかけて食べます)合わせて3000円くらいの感じでしょうか。野菜はキャベツ、ナス、トマト、しいたけなどが適当に盛ってあって、一人300円だそうです。

「焼肉」というと、韓国料理の焼肉屋さんでがっつり、という感覚がありますが、ここは、一枚一枚ユックリ焼きながらおしゃべりをしてシミジミと食べる、という少し枯れたイメージのお店です。他の客はビール一本飲みながら、一人焼肉をしているサラリーマンもいらっしゃいました。牛肉に比べるとかなりヘルシーな感じなので、女性同士なども良いかもしれません。

ひつじの新町や
03-3643-5433
江東区古石場1-2-1 新村ビル1F

 


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滝八 【銀座・和食】 [食べる]

昨夜は20年前一緒に仕事をした人たちと、同窓会でした。まだ平社員だった時に上司の課長だった人がこの6月で定年になるということで、集まった次第です。これからの20年を考えると、気が遠くなるほど先のことの様な気がするけれど、過去の20年っていうのはあっという間で、驚きます。平社員が部長になっていたり、外資系に出ていたりするのですが、集まれば、ピシッとその時に関係に戻れるのが嬉しいところです。

選んだお店は銀座の「滝八」。国際部門出身者の集まりなので、結構ワインが好きだけど、年齢的には和食がいいよね、というニーズにぴったりの店です。オーナーが築地の中卸しなので、魚はおいしいのですが、フレンチ風の仕事・料理が施してあって、どの料理もおいしいのです。ワインは高すぎず、安すぎず、ちょうどいい感じです。

カウンター越しに料理人のキビキビとした感じが伝わって来るのですが、接客はある程度放っておいてくれるので、話は弾みました。

今度会うのはいつだか判りませんが、自分が一番成長したころの仲間に会うのは楽しいものです。

滝八
http://r.gnavi.co.jp/g893200/

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